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好きなことを好きなときに好きなだけ。

なんか好きを言語化する 第1回

言語化って時点でなんか意識高そうですよね。

好きな写真にはなにかしら共通点というか法則性はあると思います。
例えばフィルム系のいわゆるエモい写真が好きという人はなぜフィルム系の写真が好きなのか。色が好き→なぜその色が好きなのか、ノイジーが好き→なぜノイジーな写真が好きなのかってことです。まあ僕は苦手なんですけど。

最近は風景はほぼ撮らず専らコスプレカメラマンになっていますが。
Twitterを眺めていて「この写真好きだな」っていう写真を見つけたときに名前の知っているカメラマンだったりします。それってその人の構図、現像の仕方などなにかしらの共通点があるんだと思います。

というわけで第1回は自分の写真で行きます。

要素の抽出

写真を構成するものとして取り敢えず構図、光、明るさ、色辺りで考えてきます、あと何故好きなのかを突き詰めていく方が良いんですが大変なので、好きポイントを羅列していきます。

構図

日の丸でもない三分割でもない…なんだこれ。135mmの開放で撮影しているので被写体が引き立っている。気持ち上から見つめられていてそわっと?する。目を逸らすことが出来ないというか、これはもうレイヤーさんの表情が好きすぎます。

光と明るさ

ISO100のSS1/1000で撮影、元はもう少し暗めでしたが少し持ち上げましたが少ししっとりとした雰囲気になるように仕上げた記憶があります。撮影は正午ちょうどの自然光のみでしたが、この日は曇りで柔らかい光になったのが幸いでした。そして仄かにウイッグが光っているのが好き。あとは肌の質感というか完全に飛ばさずに陶器のような、若干の薄い影が入っているのも好き。さらにウイッグの線が1本1本描写されていてすごい好き。

色味

季節感的に紅葉なので色温度は温かめ、作品のシーン的には昼間だし合っているとは思います。あと秋の紅葉なのでこの色味が好きです。また135mmの中望遠で若干下から撮影したことで紅葉の朱色を収めることができました、もちろん入れたくて下から撮ったのですが。ウイッグの黄色と季節感が同じ?なので違和感がないというか、その場に溶け込んでいる感がします。

視線誘導

ここまで書いてて「視線誘導」を増設しました()
下の要素としてタイツが黒く、スカートが紺色、下にはコンクリート。上の要素として明るいウイッグ、白いシャツ、鮮やかな紅葉。写真を見たときに自然と顔に行きません?

風景撮影でも視線誘導はよく出てくるワードですが、人物撮影でも視線誘導は僕の「なんか好き」を構成する一つだなって思いました。

今日の好きポイントまとめ

  • 引き立つ被写体と表情
  • キャラと季節感の調和
  • 顔への視線誘導

以上です。