k1r Blog

好きなことを好きなときに好きなだけ。

望遠単焦点レンズ SIGMA 135mm F1.8 DG HSMを購入するまで。

f:id:ken_requiem:20180123095556j:plain

※本記事はSIGMA 135mm F1.8 DG HSMを購入するまでにあれこれ悩んで調べたり、実際に購入を決めたキッカケなどを纏めたものです。本レンズに関する開封の儀や、作例、レビューは一切ございません。

突然の望遠欲

迫り来る雲海 そのに。ISO100 / ss6 / f11 / 14mm

風景や星空を綺麗に撮りたくてAPS-C時代には18-35mm F1.8 DC HSMを購入、35mm換算で28.8mmになってしまうので早々にフルサイズに移行、そして昨年夏には14mm F1.8 DG HSMを購入しました。広大な風景や、真っ暗な空一面の星を撮る。楽しいよね、広角。そして今回は望遠単焦点 SIGMA 135mm F1.8 DG HSMを購入しました。

先日までは広角ズームを買うつもりだった

ハルニレの木 そのさん。ISO100 / ss30 / f2.8 / 14mm

先日、ハルニレの木を撮った際にいつものSigma 14mm F1.8を使ったのですが、広角過ぎてメインの木が小さくなってしまいました。まあこれはこれで「広大な白銀の世界に立つ樹」という見方をすれば悪くはないかなーとは思いますが、もう少し寄りたい、引きたいというとき、前後に動けない環境ではズームは便利。このときは綺麗な雪の上に足跡を付けるわけにもいかず前に出ることが出来ませんでした。

そのときに気付いた。「16-35mmくらいの広角ズームがあればなぁ、そういえばフルサイズ対応レンズ、14mmと50mmの撒き餌しか持ってないわ。」

広角ズームレンズの候補

色々調べて最終的に候補を3本に絞りました、というかそれしかなかった。作例見たり、MTF曲線見たり、海外のレビューサイトを見て回るの楽しい。せっかくなのでそれぞれ纏めました。

CANON EF16-35mm F4L IS USM

メリット
 解像力凄い、11万と安い、615gと軽い、不要になっても売れる、純正の安心感、手ぶれ補正あり
デメリット
 開放F4はやっぱ暗い

CANON EF16-35mm F2.8L III USM

メリット
 F2.8通しで明るい、解像力凄い、790gと少し軽い、不要になっても売れる、純正の安心感、星も撮れる
デメリット
 21万と高い、径82mmとフィルター代が高い、開放の周辺減光凄い

Canon 広角ズームレンズ EF16-35mm F2.8 L III USM

Canon 広角ズームレンズ EF16-35mm F2.8 L III USM

TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)

メリット
 F2.8通しで明るい、解像力凄い、8万弱とめっちゃ安い、手振れ補正あり
デメリット
 1100gと少し重い、出目金レンズ、NDを使うには専用の角型フィルターホルダーが必要、非純正、 6D2で不具合報告あり



星景撮りに14mm F1.8は持ってるし星撮りはしないとして、用途を風景のみに絞れば開放F2.8は不要。F4でも手ぶれ補正補正あるしCANON純正はどちらもスナップはできそう、出目金タムはちょっと重い。
タムはコスパ凄すぎだけど、出目金による専用フィルターホルダーが2万+フィルター2万で結局12万くらいになる、ということは純正F4が正解?うーん…いずれにせよどっちかは欲しい。

そんなとき望遠が欲しくなる

Ferrari そのいち。ISO100 / ss0.02 / f2.8 / 50mm

先週末に札幌ドームで開催されていた札幌モーターショー2018に行ったのですが、フルサイズ対応の最大望遠が撒き餌の50mmです、全然足りない!70D+18-135mmなら35mm換算で216mmと十分だけどF5.6と室内では暗すぎる。結局50mmで出来るだけ寄って撮らせて頂きました。ということで明るい望遠が欲しいなぁ、となりました。

極めてシャープでボケも美しく、解像力は実に素晴らしい

Canonには最強ズームレンズ、CANON EF70-200mm F2.8L IS II USMがあります。これ1本あれば70-200mmはOK。でもお値段21万!! 14mmは発売直後に買って16万とかだったので、5万の差ではありますが21万はやっぱり高いよ。

純正、サードパーティを含め色々探しました、その中で見つけたのが135mm F1.8でした。まーたSigma Artだよ!!国内外のレビューサイトの何処を見ても絶賛の記事ばかりです。

優れたシャープネスと美しい描写のコンビネーション、様々な状況で一貫した高速AF、誇りや湿気に強い造り、135mmにおける最も明るい口径、美しいボケ、USB Dock・MC-11の互換性、色収差の完璧な補正、良好なフレア耐性

これで12万とか強い。PHOTOHITOや海外サイトで作例を見ました。うん、これはいい。開放F1.8という明るさ+望遠で、玉ボケや圧縮効果などでいままでとは違った風景やポトレが撮れる、赤道儀に乗っけて天体も撮れる。素晴らしい!


買ったぞぉおおおおおおおお!!!!

続きます…