HUAWEI honor8のroot化が成功したので手順まとめ。
仕事が終わるとドラマ見るかBMSをするかゲーセンの3択で、なかなか時間が取れず、後回しにしていた HUAWEI honor8のroot化が無事、成功したのでまとめておきます。といっても丁寧に手順が纏められているので、読んでその通りにするだけですが。
参考にしたサイトはいつものXDAです。forum.xda-developers.com
目次
ブートローダーアンロックコードの取得
ブートローダーとは
スマホを起動して最初に起動するプログラムみたいなもので、PCで言うBIOS部分。通常、このブートローダーにはロックが掛かっており、root化するにはこのロックを解除しなければいけないのでアンロックしてやります。
Huawei公式の会員登録
EMUI 9.1, the Intelligent Android OS | HUAWEI Globalにアクセスしてください。下部にあるオレンジ色の"Register for Free"をクリックして新規登録画面へ。
Register Huawei IDの画面に移動すると電話番号を入力するフォームがありますが、右上のグレー「Resister Email Address」をクリック、これでメアドで登録できます。Gmailの場合、+の技は使えないので、サブサブアドレスで登録しましょう。入力するのは上から「メアド」「8-32文字のパスワード」「再入力」「右のコードを入力」最後にプライバシーポリシーを読んで同意するならチェックを入れて「Register」をクリック。
入力したメアド宛てに「Huawei Emotion UI Portal Registration Confirmation」というメールが来るので本文の長いURLをクリックして登録完了。
ログインから必要事項の入力
もう一度EMUI 9.1, the Intelligent Android OS | HUAWEI Globalにアクセスしてください。先ほどと同じログイン画面が出た場合は登録内容を入力してログイン。「Unlocking agreement」に移動したら、ずらずらっとブートーローダーアンロックに伴う危険性の注意書きが出てきます。ページ下部の「I have read and accept all terms above(私は全ての規約を読んで同意します)」にチェックを入れて「Next」をクリック。
「Reformatting Lock」に移動します、「Please provide the following information in order to apply for the unlock password.」とのこと。要はアンロックコードを発行するから下記の内容を埋めてね、ってこと。上から説明します。
- Smartphone
プルダウンになっているので真ん中の「Tablet-3G/LTE (Supports SIM card)」を選択します。
- Product Model
合ってるかわかりませんが「FRD-L02」と入力しました。
- Product Serial number
「設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「製品番号」を入力。
- Product IMEI or MEID
「設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「IMEI」を入力。
- Product ID
「電話」を起動して「*#*#1357946#*#*」と入力すると画面が切り替わり、出て来る数字がそれです。
- Verfication Code
右の画像認証です。
ここまで入力し「Commit」をクリックすると、ボタン付近にトースト表示で「Your unlocking password is:」とコードが表示されます。コピペしておきましょう。
PCとデバイスの環境設定
adb・fastbootの環境構築
コマンドプロンプトを開いて(田ミ+Rでcmdと入力)、「adb」→Enterでダーっと色々文字列が流れたらOK、「fastboot」でも出ればOK。出ない場合は
Download Android Studio and SDK toolsのページ下部の「コマンドライン ツールのみ入手する」からダウンロード~インストール。よくわからない人は「adb インストール」で検索。画像付きで丁寧に解説されているサイトがありました!!
andmem.blogspot.jp
USBデバックをONに
「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」を連打して「開発者向けオプション」を表示させます。「設定」→「開発者向けオプション」→「「USBデバッグ」をONにしてください。
PCからデバイスへの許可
いよいよPCとデバイスをUSBケーブルで繋ぎます。このときスマホの画面は念のためロック解除&点灯状態で繋いでください。するとスマホの画面に「端末にPCを信頼するか」というダイアログが出るはずなので許可します。
ブートローダーアンロック
コマンドプロンプトを開いて下記コード入力。
adb reboot bootloader
再起動してこんな画面になったらOK。
続いてそのまま下記コードを入力します。[insertnumberhere]にはもちろん先ほど取得したブートローダーアンロックコードを入力してください。unlookのあとは半角スペースですよ。
fastboot oem unlock [insertnumberhere]
デバイス側で下記のような画面になるので、ボリュームUP/DOWNでYESを選んで、パワーボタンで決定です。
コマンドプロンプトで下記のようになると成功です。
...
(bootloader) Unlook success , the device will reboot and factory reset
そのままワイプが始まります、システム内がキレイさっぱり、設定やアプリ、写真も消えますので注意。数十秒でワイプは終わると思いますが、これで終了です。
カスタムリカバリ(TWRP)とSuperSUのインストール
下準備
先ほどワイプして初期設定に戻っているので、USBデバックを改めてONにしてください。また先人が用意したツールキットがあるのでこれをダウンロード。StackPathからrarをダウンロードして分かりやすい場所に展開します。ついでにSuperSUもダウンロード。SuperSU Downloadから「UPDATE-SuperSU-v2.76-20160630161323.zip」をダウンロードして、スマホの分かりやすい場所に転送しておきます。
カスタムリカバリ(TWRP)のインストール
PCとスマホをケーブルで繋ぎます。先ほど展開した"adb"フォルダでコマンドプロンプトを起動します。shift+cltlを押しながらadbフォルダを右クリックして「コマンドウインドウをここで「開く」を選択。下記のコードを入力してbootloaderを起動します。
adb reboot bootloader
次にTWRPをフラッシュします。
fastboot flash recovery twrp.img
無事終わったらリブートします。
fastboot reboot
SuperSuのインストール
再起動が掛かってそのまま自動でカスタムリカバリが起動するはずですが、しない場合もあるようです。原因不明。
対策としては"fastboot reboot"をコードを入力しエンターを押してすぐにケーブルを抜いて待つか、普通に電源ボタン+ボリュームUPボタンを長押しして起動します。無事起動したら、「Install」をタップ→先ほどスマホに保存した「UPDATE-SuperSU-v2.76-20160630161323.zip」をタップ、「Swipe to confirm flash」をスライドしてインストール。
- Unmounting /system
- Done!
Updating partition details...
...done
念のため「Wipe cache/dalvik」からもワイプしておいた。終わったら戻って通常通りReboot Systemすれば完了です。お疲れ様でした。