Lightroom Classic CC 円形フィルターツールの範囲マスク"輝度"について。
先輩が書いた記事を読んでも分かりませんでした!
毎日チェックさせて頂いている先輩のカメラブログ、進化した円形フィルターツールで天の川を炙り出す内容でした。Before/Afterの効果が凄かったので早速自分でもやってみたのですが、何故か上手くいかない。有名カメラブログ様にもしっかりと特集記事が上がっていましたが、星を炙り出す際に使うそうな輝度辺りがよく分からなかったので、手順を纏めました。
かんたん☆星を強調する手順
素材はタウシュベツに向かう道中、歩き疲れて休憩がてら適当に撮った星空。暗くて伝わらなさそうですが星はとても綺麗だったんですよ。Lightroomで現像モジュールに移動します。
円形フィルターを起動
基本補正パネルの真上、マッチ棒みたいなアイコンの左にある"○"をクリックすると円形フィルターが起動します。適当なところでドラッグすると円形が出現し効果が適用されます。デフォルトでは色温度が55に、露出が+1.00になりました。円の外側に効果が適用されていることが分かります。
設定を戻して分かりやすいようにカラーを設定する
余計な初期設定をニュートラルな状態に戻します。このままでも良いのですがこのあと使う範囲マスク"輝度"をぐりぐりする際に、カラーを設定してやることで効果の適用範囲が分かりやすくなります。カラーをクリックしてレッドにしました。
円の内部に効果を適用させる
円の形をぐりぐり弄って、円の外側ではなく円の内部のみに効果を適用させたいときは反転にチェックを入れます、円の内部が赤くなりました。チェックをポチポチすると適用範囲が切り替わるので分かりやすいと思います。
適用させたい部分を円で覆う
覆いました、真っ赤な空になりました。
範囲マスク"輝度"を選択
適用させたい範囲を円でざっくり選択しましたが、この"輝度"を使うことで任意の明るさの範囲を選んで効果を適用できます。凄い!例えば花火とか線になっているような写真の場合、花火だけを強調したい場合にざっくりと花火を円形フィルターで覆う。輝度のスライダーで明るい部分だけ選択すれば明るい花火だけが効果が適用される。花火の露出は上げたくないけど、その他だけ露出を上げたい場合は輝度のスライダーで暗い部分を選択すればOK。取り敢えずやります。
範囲0/50の場合
分かりにくいですが円の中で暗そうな部分だけレッドになっている気がします。
範囲50/100の場合
円の中央、比較的明るい部分がレッドになっている気がします。ということで輝度スライダーの0が暗い部分で100が明るい部分っぽい。
輝度スライダーを80/100に設定
50/100だと割と広範囲ですね。星の明るい部分だけ強調したいので80/100にしてみました、こんな感じ。
あとはお好きなように
露出上げ、明瞭度上げなど適当にぐりぐり。下部が暗かったので段階フィルターでちょっと持ち上げてます。ということで、こんな感じになりました。
比較
Before
After
素材が悪いのかなんだか良く分からなくなりました…。あってるのか?
現像面倒臭いマンには手軽で良いかも
天の川の時期になりましたのでTwitterのTLには素晴らしい作品が毎日のように流れていますが、日程を定め、天気を確認し、場所へ行き、撮り、取り込み、現像して、アップしているんですよ。当たり前ですけど。
僕みたいな面倒臭がり屋は天の川の現像するには気合いが必要なんですよね。目に映る以上の天の川を強調・表現出来る現像は楽しいんですけど。遠征しても運転で疲れてしまって現像モチベがないです。撮影後、即日アップする人は尊敬します。
以上です。